ホスピタリティとともに
わたしたちは未来へ歩んでいきます。

幼い頃からの興味

もともと、幼い頃からエネルギー関係には興味があり、戦後の復興時代を幼少時に過ごしておりました。 『30年後、石油資源は無くなる』、小学生の頃に学校の先生から聞いたこの言葉に、私は、強い危機感と恐怖を感じたことを、今でもはっきりと覚えています。
おかげで、“いつか、石油資源は無くなる”との思いがあり、実は今も感じております。そのような、心の底の不安感から“無駄な物を資源に戻せないか”とか、“使われていない物をエネルギーに変えられないか”などとよく考えていました。
その様な思いが、再生可能エネルギーに繋がっていると思います。

株式会社GPEを設立するきっかけ

 前職では化学工場から排出されているガスを処理するだけでなく、

1)原料に戻す事を客先に提案
2)一度利用した副原料を再生して、リユースする設備の提案
3)使い古しの作業着やオフスペックの商品を燃料に転換する事を提案
4)工場の生産工程で排出される廃液の再生設備を提案

 振り返ると、生産設備より再生・リユース設備を多く手がけていました。
 自身では、再生原料系から再生エネルギー関連事業に取り組みたいと考えておりましたが、エネルギービジネスは規模感が問われる事業であり、前職では組織が大きいがゆえに、きめ細かな一件当たり数億の市場に寄り添うことは難しく、もどかしさを感じておりました。
 今でこそありきたりの言葉になりましたが、「地産地消」がエネルギービジネスにも必要であると、私は15年前から考えており、50歳も目前とし、なんとか自分の思いを実現できないかと、これまでお付き合いのある諸先輩・友人に相談したところ、賛同を得るだけでなく、力を貸していただく事ができ、株式会社 GPEを設立するに至りました。

現在は・・・

 現在は工場から出てくる廃棄ガスの処理設備を始め、地熱発電設備、バイオマスガス化発電まで、手がけるようになりました。

お客様のご要望にあった機能を具現化することで、最適な設備の提案を行うことを旨とします。また、ベテラン社員のこれまでの経験を生かし、お客様の経験がない分野でのコンサルティング業務を通じて、お客様が新規分野への参入を容易にするお手伝いを致します。

新技術及び従来技術を融合させ新たなマーケットを創出し、地球環境のサステイナブル化を保全する努力の一翼を担います。

バイオマスについて

弊社の業務内容の一部をご紹介させて頂きます。
現在日本政府は「バイオマス」を地球温暖化問題解決に有効なカーボンニュートラルエネルギー源と位置づけ、電力買取制度を整備して発電プラントの普及を促進中です。現時点で、各地の自治体を中心に100を超える建設が計画されております。
弊社はこのニーズに最適の「マルチフューエル・ロータリーエンジンを利用したバイオマスガス化発電」の事業を提案しております。

これこそが、私が15年前に考えていた「地産地消型」の事業として、政府の「地元経済・地域活性化」方針に合致した取り組みであります。

いつまでも持ち続けたいコンセプト

いつまでも、「お客様に寄り添うエンジニアリング」お客様の立場に立った「ホスピタリティーエンジニアリング」として得意の技術を利用し、成長していきたいと思っております。